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ヴィンテージ・1930s・Thomas L Mott・スターリング・シルバー・バタフライ・ウィング・バー・ブローチ

¥11,990 税込

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1930年代ごろに生産された珍しいデザインのバタフライ・ウィングのバー・ブローチです。

スクエア型のカボションの中にはおそらく海と島と空が表現され、見る方向によっては、トロピカルな南国の夕暮れの風景のようにも見えます。

サイドにはフラワーの彫刻をあしらい、バー部分にはアール・デコ調の規則的な模様が施されています。

背面には、「T.L.M STERLING ENGLAND」のマーキングがあります。

オールド・ヴィンテージですが、全体的にとても綺麗なコンディションです。針はクラスプ内に安全に収まり、程よい弾力があり、歪みはありません。グラス部分にはルーペで確認できるレベルの小傷が見られます。

バタフライ・ウィング・ジュエリーは、アールデコ時代から1960年代まで人気があり、本物のバタフライ・ウィング(通常は南米のモルフォ・バタフライ)を使用して、豊かなブルーのアクセサリーやジュエリーを作り出しました。その中では主に2種類の人気のあるデザインがありました。1.色の美しさとシンプルさを際立たせるもの、そして、2.ガラスのカボションの内側に絵画のシルエットや輪郭を逆に描き、表面側に蝶の羽の上に置いた美しいシーンのアート・ワークです(写真のタイプ)。バタフライ・ウィング・ジュエリーは、チャーム、ブローチ、ブレスレット、イヤリング、ペンダントなどが作られました。


マテリアル:スターリング・シルバー、グラス、バタフライ・ウィング
サイズ:W: 5.9cm L: 1.6cm
重量: 3.8g
留め具:Cクラスプ
ブランド: Thomas .L. Mott
年代:1930年代
【Thomas L Mott】

トーマス・モットは、おそらくアールデコ時代を通して非常に人気があった蝶の翼のジュエリーで最も有名な造り手です。1924年の英国博覧会で作品が一般に公開されました。モットはその後、バタフライ・ウィング・ジュエリーを拡大するため、ヘンリー・W・キング&サン社とオーウェン・ブラザーズ社を獲得し、1920年代と30年代の傑出した作り手になりました。


「Butterfly Wing」

モルフォ蝶はアメリカ南部に生息し、身体に対して大きな翅を持っています。多くの昆虫は、死ぬとその色が黒色化し、輝きを失うものですが、なぜこの蝶の翅は青いのかというと、色素ではなく、翅の表面にある櫛形の鱗粉で光の干渉が起きるためです。青い翅を持つのはほとんどが雄で、雌は茶色か青みの少ない地味な色の翅を持ちます。

この翅を使用したアクセサリーは、1900年代初頭から1960年代まで大変人気があり、蝶の乱獲が発生しました。また、近代でも南米の樹木伐採により、モルフォ蝶の寄主植物が激減し、モルフォ蝶は絶滅してしまった地域があります。

本物のバタフライ・ウィング(通常は南米のモルフォ・バタフライ)を使用して作られた豊かなブルーのアクセサリー中では、主に2種類の人気のあるデザインがありました。1.色の美しさとシンプルさを際立たせるもの(写真のタイプ)、そして、2.ガラスのカボションの内側に絵画のシルエットや輪郭を逆に描き、表面側に蝶の羽の上に置いた美しいシーンのアート・ワークです。バタフライ・ウィング・ジュエリーは、チャーム、ブローチ、ブレスレット、イヤリング、ペンダントなどが作られました。

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