ヴィンテージ・1980・オレッキーニ・イン・アルジェント・コン・グラナーティ

イタリア全土のアンティーク・マーケットでハンド・ピックによる買い付けを行っているアンティーク・コレクターからの第2弾が届きました。

ガーネットの球がシルバーのチェーンから揺れる見事なイヤリングです。

片方だけで15石あり、それなりに重量感があります。

柘榴の種が連なるようなリッチで味わい深い外観です。ツートーンで構成されたシンプルな色合いが全体的な洗練さも併せ持つ魅力的なイヤリングです。

ヴィンテージなりの使用に応じた摩耗の兆候が見られます。（全体的なくすみ）ですが、目立ったダメージ等はなく、永くご愛用いただけると思います。



マテリアル：シルバー（#925刻印あり）、ガーネット（15石*2, PYROPE：マシンテスト済み)
サイズ：W: 1.5cm L: 5.5cm
重量：　19g
留め具：フック
年代：1980年代
生産国：Italy


【Garnet】

誕生石：Birthstone: 1月（獅子座・蠍座・射手座・山羊座の守護石）, January

「ガーネット」という名前は、その赤い色から「ザクロ」を意味する中世ラテン語のグラナトゥスに由来しています。ガーネットは青銅器時代から宝石や研磨剤として使用されてきました。赤いガーネットがちりばめられたネックレスは、古代エジプトのファラオを飾り、古代ローマのシグネット・リングにも使用されました。そして、中世の聖職者や貴族などの重要な文書を保護するワックスをスタンプするために、ガーネットのインタリオが好まれました。

ガーネットは、いくつかの鉱物のグループに属します。特に5つ（パイロープ（赤）、アルマンディン（紫）、スペサルチン（オレンジ、黄）、グロシュラー（無色から黄色）、アンドラダイト（黄から緑）はこの宝石の特徴として重要です。そしてツァボライトと呼ばれる強く鮮やかな緑まで、広い範囲の色相を持っています。

スミソニアン美術館のアンティークのパイロープ・ヘアコームは、ガーネットジュエリーの最も有名な作品の1つです（パイロープはギリシャのピロポスからのもので、「燃えるような目」を意味します）。大きなローズ・カットのガーネットが頂上に鎮座しています。このティアラのような宝石を飾るパイロープ・ガーネットは、ボヘミア（現在はチェコ共和国の一部）の歴史的な鉱山から来たもので、これらの豊かな赤い美しさは、この作品が作られたビクトリア朝時代（1837〜1901）に非常に人気がありました。



【Power Stone】

ガーネットは、その着用者に健康、富、幸福をもたらす力があります。「実りの象徴」とされるガーネットは、こつこつ積み上げてきた努力を成功へと導き、恋愛の成就にも効果を発揮するといわれています。目標の達成を願う人や大切な人との変わらない愛を願う人は、いつも身につけるとよいでしょう。試験や就職活動で用いると、これまで努力した成果を出しやすくなるでしょう。ガーネットは、嫉妬や憎しみなど、マイナスの感情を浄化し、ポジティブなパワーを与えるといわれています。